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ゲゲゲの鬼太郎第6期・第39話『雪女純白恋愛白書』 感想

 今回は雪女。
 という以前に、実は猫娘回!
 何と、第三~五期の猫娘の中の人達が勢揃いという、実にサプライズな回になっていました。
 第三期の三田さんはゆきの母親。第四期の西村さんはゆき。第五期の今野さんは沼御前+α。いや、こうして並べてみるとすごい豪華ですね。
 ……とは言え、僕自身は事前のネタバレを避けるために、オンエア直前の公式情報は一切閲覧せず。視聴中もキャストのことは気にせず。しかもエンディングのキャスト欄も気にせず。――というわけで、猫娘回だったことに気づいたのは、オンエア後に公式サイトを見てからのことでした。
 あ、作中のギャルゲーのヒロインが第五期猫娘に似せてあったのは、さすがに分かったけど(笑)。

 改めて、雪女です。
 原作では「雪ん子」というエピソードに登場。雪ん子、雪男と組んで、北海道の大雪山で、次々と人間の魂を奪っていました。この三人は溶かされると合体するという特徴を持っていますが、原作内では合体後もあっさり倒されたため、あまり大きな印象は残っていません。合体後がそれなりの強さを見せるのは、どちらかと言えば、アニメやゲームのような二次作品でのことになります。
 ……ただ、今回はあくまで雪女という妖怪を主役に据えたオリジナルエピソードなので、「雪ん子」色はありません。これについては、第五期の雪女にも共通して言えることですね。
 やはり、雪女という妖怪が、単体で扱えるほどにメジャーすぎることが大きいでしょう。……同じ東映でアニメ化された「ぬ~べ~」の影響も、やや感じなくもないですが(特に五期で)。

 で、内容はと言えば、純粋なラブコメ回。
 ラブコメっていうと、まずハーレム展開ありきみたいな風潮が、どうしてもウチラの業界にはあるんですが、僕は今回みたいな「恋愛ネタを笑いにした話」こそ正統なラブコメだと思っているんで、見ていて気持ちが良かったです。
 だいたいラブコメってのは、ラブを題材にしたコメですからね。女並べてハーレムやらせとけば何やってもラブコメだ、みたいな感覚は、まったくもって同意できないのです。いや、そういうのはラブコメと呼ばなきゃいいんですよ。ラブコメに失礼なんだから。
 ……話が逸れました。元に戻します。

 雪女と人間の男が互いに抱えた、「相手の短所が気になる」という悩み。しかしそれは、人間と妖怪、そして恋愛であるかどうかに限らず、誰もが様々な局面で経験するものです。
 たとえ相手に短所が目立ったとしても、それを補って余りある長所があるのなら、良好な関係を築くことは難しくないでしょう。昔から「あばたも笑窪」なんて言いますからね。いや、かき氷にワカサギ突っ込んで男に食わせるのが、「あばた」で済むのかどうかはともかく――。
 そういう意味では、今期の鬼太郎がテーマとして掲げている「相互理解」にもしっくりと当てはまる、良いエピソードだったと思います。
 鬼太郎親子だけ第五期の乗りだったけどな(笑)。

 ……余談。今回の敵役は沼御前。もともと原作には登場しない、水木妖怪図鑑からの起用組です。
 アニメ版では第五期で、「アンコールワットの女」を原作としたエピソードで初登場。ちなみにキャラクターデザインは、第五期、第六期とも、元の絵を踏襲しておらず、「蛇の要素がある女」というイメージのみを本来の伝承から引き継いだ形で、独自に描かれています。
 なお、水木先生の描いた沼御前は、メッチャ怖いです。ラブコメできないほどに……。
 以上、余談終わり。


 さて来週は……ってか、ブログの更新が遅れたから、オンエアは明日ですが――。
 来ましたね、「皿小僧」!
 皿小僧と言えば、やはり歌が気になりますね。第一期、三期、四期でそれぞれオリジナルの歌が作られ、五期では一期の歌を踏襲……という形になっていました。
 明日は果たして、どうなるのでしょうか。
 楽しみにしながら一晩待ちたいと思います。
 では!

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ゲゲゲの鬼太郎第6期・第38話『新春食人奇譚 火車』 感想

 今回の原作は「逆餅殺し」。サンデー版の原作が使用されるのは、「悪魔ブエル」以来2度目です。

 そして「逆餅殺し」と言えば、やはり鬼太郎と火車の入れ替わりが大きな見せ場。これまでもアニメ化された際には必ず盛り込まれてきた要素ですが、今回はその部分を大きく広げて、ねずみ男→ねこ娘→鬼太郎と次々に肉体を乗り換えていく火車と、それに翻弄される鬼太郎達のドタバタ劇が、コメディタッチに描かれました。
 そんなわけで、ある意味「声優さんが頑張る回」でもあったわけですが……。
 一発目の、ねずみ男役の古川さんと火車役のチョーさんの入れ替わりがスムーズすぎて、聞いていてまったく違和感がないというか。「あれ、これって声優さん自体が交代してる?」と錯覚してしまうほどの巧みさ。もうこの二人勝ちの世界だった気がします。いやはや、ベテランすげぇ(笑)。
 でも一番頑張ったのは、ねこ姉さんの中の人なんじゃないか。火車も鬼太郎も演じたんだから、大変だったでしょうな。今回の庄司さんにはMVPを差し上げたいです、マジで。

 今回は他にも笑いどころが多くて、夜の歓楽街で煩悩丸出しになってる一反木綿とか、恐るべしまなちゃんのグーパンとか、ねこ姉さんのタイツビリビリとか(いや、これは笑っている場合じゃないか)、まあいろいろあったわけです。
 一方で原作のツボもちゃんとあって、お馴染み、目玉おやじによる「逆モチ殺し」がちゃんとそのまま描かれたり、冒頭の死体強奪シーンも原作どおりだったり。もっと言えば、今回の火車が老いぼれているのも、原作での火車の台詞をベースにしたのかもしれません。あとは、「逆モチ殺し」ではなく「妖怪獣」由来ですが、一反木綿が水で再生するネタなんかも盛り込まれていましたね。
 そんなわけで、ええ、素直に面白かったです。
 ぶっちゃけ、露骨な作画崩壊が惜しまれるレベルの面白さ。……いや、せっかくの新クール突入で、何であそこまで崩壊しちゃったんだろうって話なんですが。

 しかし、ですね。これらの要素でだいぶ緩和されていたとはいえ……いや、むしろコメディだったからこそ、今回のエピソードは、第六期の中でも屈指レベルの、この上ないどす黒さに満ちていたと思うのです。
 直接描写されないものの、明確に死体を食べている火車。その火車に死体を提供するねずみ男のビジネス。そして、死体を始末したい人間達の身勝手な理由の数々――。年金詐欺、轢き逃げ、快楽殺人、893のお仕事……などなど、目的は様々ながら、他人の死を悼むことのない彼らの振る舞いには、空恐ろしいものを感じました。
 そしてラスト、火車は鬼太郎達から逃れて人間に乗り移り、街の雑踏へと消えていきます。
 人が他人の死を気楽に願う街で、火車はこれから先も、そんな人間達の死体を貪り食らい続けていくのでしょう。……自身もまた、人間の姿のままで。

 というわけで、明るい笑いと暗いおぞましさが混在した、新年一発目のエピソード。
 いろいろな意味で刺激に満ちた、印象深い回だったと思います。
 やっぱり作画崩壊さえなければ


 次回は雪女。原作では「雪ん子」に登場するサブ敵でしたが、おそらく第五期同様、独立したオリジナルエピソードになる予感がします。
 というわけで、また来週!



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ゲゲゲの鬼太郎第6期・第37話『決戦!!バックベアード』 感想

 話数にして全11話となった西洋妖怪編も、今回で完結。
 さて、ラストエピソードはいかがだったでしょうか。
 率直に感想を申し上げると、手放しで絶賛するほど素晴らしかった――とはならないのが、正直なところです。

 いや、もちろん純粋にアニエスの物語という視点から見れば、きちんときれいな締め括りになっていました。
 鬼太郎やまなと結んだ友情がアニエスを突き動かし、アデルの想いを知って和解し、激闘の末ベアードが倒され、姉妹は魔女の呪縛から解き放たれ――と、最終的にとても良い方向に落ち着いたと思います。
 他にも見どころとしては、原作「妖怪大戦争」にあったチャンチャンコの色変化ネタが盛り込まれていたり、まながついにゲゲゲの森を訪れたり、ベアードがなんか凄いことになったり……と、結構盛りだくさんでした。
 まあ、ベアードについては良い面と悪い面の両方を感じたので、詳しくは後で述べるとして――。このように概ね、ワンクールを締める上で、とても充実した内容になっていたと言えるでしょう。


 じゃあ何が不満かって言うとですね。
 ベアードと決着をつけたのはいいとして、残りの三人はどうしちゃったのよってことなんですよ。
 ヴォルフガング、ヴィクター、カミーラ。彼らは西洋妖怪編の四話目までを使って、その強敵ぶりを遺憾なく発揮してきました。特に、満月という条件さえ満たせば攻略不可能になるヴォルフガング(鬼太郎が勝ったのはあくまで一時的なパワーアップのおかげ)や、胸を撃ち抜かれても再生するカミーラに対して、今後日本妖怪達がどう立ち向かっていくのか――という部分は、個人的にかなり楽しみなところだったんです。
 なのですが……うーん、最後の調布戦では、やっぱり鬼太郎ファミリーに対して優勢に立ち回り、結局彼らの撤退理由が「ベアードが敗れたから」のみってのは、肩透かしでしたねぇ。
 せめてベアードが敗れた直後に、鬼太郎ファミリーがきちんと反撃を入れるシーンを盛り込んでいれば、最後に一矢報いた感が出て、だいぶイメージは変わったと思うのですが。
 あるいは、そもそもの初戦をヴォルフガングではなく、ベアードにするべきだったのかもしれません。いや、それだと「いきなりかい!」って感じもしますが。でもね、一発目から順番に幹部が出てくると、ちゃんとこの三人とは決着つけるんだろうな~って、期待しちゃうじゃないですか。
 それが、1クール費やした上で、事実上のフェードアウトですからね。そりゃないぜ、と。
 まあ、今後の再登場を見越すにしても、やはりここは鬼太郎ファミリーの反撃をきちんと描いてほしかったところです。

 そして二つ目の不満が、ベアード。
 性格面では五期の方が好き……っていう感想は前回も述べたので、今回はズバリ、「本体」について。
 そもそも六期のベアードは、触手の生えた球体ではなくて、亜空間ホールから目玉が覗く形に変更されている――というのは、以前にも書きました。ってことは、つまり亜空間の中に本体があるわけで。だから今回、ベアードが「真の姿」を見せるという衝撃の展開は、実はきちんと伏線が張られていた――と見なすことができます。
 これについては、僕はかなり好印象を持っていまして。面白いこと考えたなーと、素直に感心するわけです。
 ただ問題は、その「真の姿」のデザインですね。

 ……うん、率直に言うと、ずいぶんと面白みのないフォルムだな、と。
 ギャグネタとしては色々使えそうですが。
 八頭身マッチョって何やねん。なんかこう、他にもっとなかったんかいな。
 それとも今後その姿でラリーや相撲大会に参加する気かね、君は。あとはコナンの犯人役とか。

 いや、やっぱり真の姿じゃない方の、もともとのデザインが秀逸すぎるんですよ、ベアードは。
 あの形自体が、すでに面白みの塊ですからね。それが最強だったり、ふてぶてしかったり、車を運転したりするから、こっちも見てて愛着が湧くわけで。
 なのにそこから「真の姿」と称して、特に面白みのないマッチョがニュルッと出てきたら、そりゃ僕だってしょんぼり(´・ω・`)せざるを得ないわけです。
 うーん、個人的には、「新しいものを拒絶する」という姿勢は、出来るだけ取らないようにしているつもりなんですがねぇ。さすがに今回は……ね。


 ということで――西洋妖怪編。
 最後はやや不満の残る結果になってしまいましたが、ここに至るまで、印象深いエピソードがいくつもあったのも、事実です。
 陰惨な雰囲気の一方で鬼太郎無双が熱い「妖怪大戦争」。アニエスとまなの友情が描かれた「狂気のフランケンシュタイン」。逆転劇が斬新すぎた「狐の嫁入りと白山坊」。これが最終決戦でも申し分なかった「帝王バックベアード」。バトルがないのに盛り上がりが凄まじい「運命の魔女たち」――。
 この辺りが特にお気に入りです。
 もちろん今回のラストエピソードだって、前述のいくつかの不満点を除けば、充分良回だったと思います。
 ですから、1クール丸ごと「妖怪大戦争」という今期の試みは、決してパーフェクトだったわけではないにしても、「面白い三ヶ月だった」と言っていいのではないでしょうか。

 そして最後は案の定、黒いオッサン(仮)がまなちゃんの太ももprprまなの脚に、「土」の刻印を刻みつけていきました。
 順当に行けば、次が「金」で、その次が「水」ですね。ただひょっとしたら、次のクールで両方が揃って話が動いて、そこでオッサンと決着――という流れになるかもしれません。ちょうど放送から一年目で、キリのいいタイミングですからね。
 というわけで、4クール目はさらに気が抜けない……かもしれません。めっちゃ勝手に予想しています。すみません。

 次回は、「火車」!
 ていうか、「新春食人奇譚」って、タイトル大丈夫かこれ(笑)。
 だいぶ楽しみにして待ちたいと思います。では、よいお年を!

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ゲゲゲの鬼太郎第6期・第36話『日本全妖怪化計画』 感想

 今回は、ほぼ前後編の前編。
 ということで、いまいち感想を固めにくい回ではあるのですが……。

 実はいい人だったアデル。いや、もはやお約束だった気もしますが、それでもようやく姉妹の葛藤は解消されたことでしょう。
 しかし今度はそこをベアードにつけこまれ、アデルと鬼太郎を人質に取られたアニエスは、もはやベアードの言いなりになるしかなく……。ついに自らブリガドーンのコアになってしまいます。
 しかしあれですね。アニエスを言葉攻めで屈服させるベアード様は、ドSっぷりが炸裂してますね(笑)。
 歴代ベアードの中でも、一番いやらしい性格をしているんじゃないでしょうか。僕的には、第五期の貫録たっぷりなベアードが好きですが、あれに比べると今期のベアードは、性格的にはやや小物だな、と思ってしまいます。

 一方他の西洋妖怪達も、久しぶりにメンバーが揃い踏み。鬼太郎ファミリーと激闘を繰り広げますが……今回もどちらかと言えば、西洋妖怪が優性。ただし鬼太郎とぶつかることになったアデルは、毎回リモコン下駄の二撃目が避けられませんでした。
 クールで強い設定なのに、要所要所でヘタレキャラになっていますね。うむ、お姉ちゃん頑張れ。

 そしてまなちゃんの方は、チャンチャンコの力でついにゲゲゲの森へ――とはならず。チャンチャンコを着たまま高空から落下し、そのままフェードアウトしてしまいました。
 いや、死んじゃいないでしょうけどね。だいたいチャンチャンコ着てれば何とかなりますから(笑)。
 一方鬼太郎はチャンチャンコを着ていない状態でベアードに囚われ、すでにボロボロですが……。この辺は原作の「妖怪大戦争」を彷彿とさせる展開です。
 おそらく次回、まなが鬼太郎にチャンチャンコを届けて、それを身に着けた鬼太郎が力を取り戻して形勢逆転――という流れになるのかな。そうだといいな。

 しかし西洋妖怪編は、残すところ一回のみ(?)。
 これはもしかしたら、決着がつくとしてもベアードだけで、ヴォルフガング、ヴィクター、カミーラについては、今後に持ち越し……という形になるかもしれませんね。
 でもって妖怪ラリーで再集結とか。いや、それだとベアード様がいなくなるから、やっぱりベアード様も持ち越して――って、それじゃ話が終わらなくなるわな。

 何にせよ、どう決着をつけるのか、楽しみです。
 いや、決着はつかないかもしれません。どっちだ。
 ではまた次回!

 

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ゲゲゲの鬼太郎第6期・第35話『運命の魔女たち』 感想

 今回はバトルこそありませんでしたが、物語が大きく動いた回になりました。

 案の定、魔女がその身を生け贄にすることによって完成するブリガドーン計画。強大な魔力を持つアニエスは、実は彼女の母に続く、次の生け贄の候補者でした。
 姉のアデルとの想いも噛み合わず、過酷な状況の中で、自らの力で運命(という名のベアード)に抗おうとしていたアニエス。その姿勢はたとえ、鬼太郎との距離が近くなってもなお、変わろうとはしませんでしたが……。
 しかしまなの言葉に諭され、アニエスはついに、心からの言葉を鬼太郎に向けます。
 助けて――と。

 その言葉を受け、起ち上がる鬼太郎達。……言ってしまえば、今回の話はそれだけです。
 しかし、決意を胸に鬼太郎のもとへ向かうアニエスに、日本妖怪達が辛辣な言葉を吐き石を投げつける中、ねこ娘や砂かけ婆といったお馴染みのメンバーが次々と集まり、アニエスの進む道を切り開いていく。そして終着点に待つ鬼太郎が、彼女の想いを受け止め、バックベアードに挑むことを声高に宣言する――。
 この一連のシーンが、これまでのバトルに負けず劣らずのカタルシスを覚えるものだったことは、間違いありません。
 ……なお、もちろんこの「カタルシス」というのは、純粋に鬼太郎とアニエスの間にあった最後の垣根が突破されたことを指している――というだけではありません。
 実は、上記の一連のシーンは、「妖怪大戦争」というエピソードの「あるお約束」が、巧妙に再現されたものだった……と思うのです。

 そもそも原作「妖怪大戦争」は、西洋妖怪軍団の事実上のデビュー作であると同時に、鬼太郎ファミリーの事実上のデビュー作でもありました。
 砂かけ婆、子泣き爺、一反木綿、ぬりかべ――。
 島を占領した西洋妖怪達を退治するために集った日本妖怪達の中から、厳選なテストの結果選ばれたこの四人は、鬼太郎とともに海を渡り、西洋妖怪達に戦いを挑みます。そしてこのエピソード以降も、鬼太郎の主要な仲間としてメインレギュラー化。いわゆる「鬼太郎ファミリー」として、長きに渡って活躍していくことになりました(ちなみに猫娘は、当時はまだ登場していませんでした)。
 この選出シーンは、原作ではさらりと流されていますが、ここを(妖怪大集合的な意味で)見せ場の一つにしたのが、アニメ版の第一期と第三期です。
 鬼太郎の招集に応じて集まった日本妖怪達が、西洋妖怪との戦いに怖気づいて次々と去っていく中、残ったのが、砂かけ婆、子泣き爺、一反木綿、ぬりかべの四人(第三期では猫娘も追加)だった……というこのシーン。よくよく考えてみたら、実は第六期の今回の内容も、これと見事に合致しているんです。
 西洋妖怪を恐れ、戦うことを放棄した日本妖怪達。そんな中、鬼太郎ファミリーだけがアニエスに手を差し伸べ、ベアードに戦いを挑むことを決意する――。歴代の「妖怪大戦争」では冒頭に来ていた要素を、第六期では溜めに溜めた末に、このタイミングで、こんな熱い形で解禁! しかもその展開を生み出す鍵となったのは、鬼太郎との間にあった最後の壁を突破しようとした、アニエスの決意にあった――。
 いやはや、何とも心にくい演出でした。まあ、深読みしすぎかもしれませんが、んなこたぁどうでもいいです。とにかく、とても素晴らしかったです!

 あと、原作絡みで言えば……ブリガドーン計画の詳細が明らかになりましたね。
 人間を妖怪にするんですって。しかも標的は日本ですって。日本が妖怪の町になるんですか。
 それって、貸本版の方のブリガドーン要素も入ってますよね。舞台が調布だし(笑)。
 ……もっとも、作中で妖怪化した人間の姿を見る限り、原作みたいなユーモラスな町にはならなさそうな感じですね。なんか、よく反戦アニメであるような、空襲とか原爆投下を受けて燃えてる人のイメージ映像みたいになっちゃってるし。いや、狙ってそうしているのかもしれないけど。
 でもって、すでに作中のマレーシアのジャングルはこうなってるわけですか。えらいこっちゃ。

 しかし、マレーシアのジャングルを占領するのにアニエスの母親を犠牲にして、日本を占領するのにアニエスを犠牲にして……って、なんかやたらと燃費悪い計画じゃないですか、ベアードさん?

 あとは……そう、ついに黒いオッサン(仮)が本格的に絡んできましたね。
 指輪を手に入れて(というか招き寄せて?)大喜びしちゃってるオッサン。どうやらこの指輪は、まなちゃんの手に渡ってしまうようですが……。いったいどうなってしまうのでしょう。

 そして次回、調布がブリガドーンに包まれる!
 って、やっぱ「ボクは新入生」じゃん!
 そういやあれも西洋妖怪出てたしな! ピッタリだわ!

 そんなわけで、ではまた次回!

テーマ : ゲゲゲの鬼太郎
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