トイポクンペのこと

 何でこんなアレなものを登場させたかと言えば、これがラノベだからに他ならず。
 ぶっちゃけ、今のラノベ界がエロで釣る方向に振り切れてる(その良し悪しはともかく)ことを思うと、妖怪ものでラノベらしさを出すためには、エロい妖怪を出すのが手っ取り早いわけです。まあ、「それ極論じゃね?」ってご意見もあるかもしれませんが、逆に「妖怪ならではのエロ」が笑いとして提供できるなら、それを作品の武器にしないというのももったいないわけで。
 で、だったら一番強烈なやつを出そうってことで、トイポクンペを起用しました。これは見た目こそひどいですが、やることはただの露出だけなので、セーフとアウトのギリギリのラインが狙えるのです。

 あと、実際に文献のままの姿で登場させられること。これが重要です。
 妖怪ものでエロを売りにしてる作品は過去にも何点か拝見しましたが、「何でその妖怪でエロをやるの?」というような無理矢理感溢れるチョイスがちょくちょくあって、一妖怪好きとして萎えてしまったという経験がありました。
 それなら最初からエロい妖怪を出した方がいいわけです。探せばいくらでもいます。それこそドマイナーなものもいっぱいいますが、そういうのを敢えて起用することで、妖怪ものとしての武器にもなるんじゃないかな、と。

 まあそんなどうでもいい話でした。ホタリホタリ。

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おとろしのこと

 原稿が一段落ついたので更新をば。

 先日出させていただいた『異世界妖怪サモナー』1巻のあとがきで軽く触れた、『妖怪画談全集・日本編 上』という本。
 1929年、中央美術社より刊行された、民俗学者・藤澤衛彦氏の手による怪談本です。 
 実は以前、この本に関して、別名義でこんな同人誌を出させていただいたことがあります。

藤澤衛彦

 左が『藤澤衛彦と鳥山石燕』。
 右がその続巻、『藤澤衛彦と絵本百物語』。
 いずれも、『妖怪画談全集・日本編 上』の中に掲載された「挿絵」の情報をまとめたものです。

 (正確には、前者は私がネット上にアップしていたコンテンツを同人誌にしたもの。後者は書き下ろしとなります。なお前者の内容は、今年までウェブでの閲覧が可能でしたが、利用していたプロバイダのホームページサービスの終了により、現在は削除されています。)

 『妖怪画談全集・日本編 上』には、鳥山石燕の『画図百鬼夜行』シリーズと、竹原春泉の『絵本百物語』から、様々な妖怪の絵が挿絵として掲載されています。しかしそこには併せて、著者である藤澤衛彦氏による、独自の解説文が記されていました。
 そしてこの解説文こそが、後に水木しげる氏や、『東北怪談の旅』等の著者として知られる山田野理夫氏に多大な影響を与え、多くの妖怪図鑑を介して、巷に流布することになったのです。

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参考文献一覧

 『異世界妖怪サモナー』の1巻で参考にした、妖怪関係の書物一覧。
※古典作品については、()内に著者と成立年を、【】内に参考にした本のデータを記してあります。


『えぞおばけ列伝』 (知里真志保編訳/1961/ぷやら新書刊行会)
『怪 第壱号』 (1998/角川書店)
『怪 第伍号』 (1999/角川書店)
『決定版 日本妖怪大全 妖怪・あの世・神様』 (水木しげる/2014/講談社)
『全国妖怪事典』 (千葉幹夫/1995/小学館)
『桃山人夜話 ~絵本百物語~』 (竹原春泉/1841) 【2006/角川書店】
『東北怪談の旅』 (山田野理夫/1974/自由国民社)
『鳥山石燕 画図百鬼夜行』 (鳥山石燕/1776~) 【2005/角川書店】
『日本伝説叢書 阿波の巻』 (藤沢衛彦編/1917/日本伝説叢書刊行会)
『日本妖怪大事典』 (水木しげる・村上健司/2005/角川書店)
『別冊太陽 日本の妖怪』 (1987/平凡社)
『妖怪画談全集 日本編 上』 (藤沢衛彦/1929/中央美術社)
『妖怪事典』 (村上健司/2000/毎日新聞社)
『妖怪図巻』 (京極夏彦・多田克己/2000/国書刊行会)
『妖怪世界遺産』 (水木しげる/2002/講談社) ※ソフト
『和漢三才図会』 (寺島良安/1712) 【1985~/平凡社】

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蒼樹うめ展に行ってきました

※注意:この記事はただのファントークです。

 仕事の合間を縫って、上野の森美術館で開催されている『蒼樹うめ展』に行ってきました。
 平日の朝一でかなりの行列。もっとも、入場を区切っていたことや、オープンからすぐ物販に向かう人達がそれなりにいたこともあって、展示会場自体は余裕を持って歩き回ることができました。
 いや、それこそ上野のパンダみたいに、全員で列を作ってジリジリ進んでいくことになったらどうしようと思ってたんですけどね。さすがにそれはなかったです。

 で、本当に良い展覧会でした。
 懐かしいものから新しいもの、見たことないものまでいろいろあって、まさにうめ先生ワールドといった感じ。一部の作品は先生のコメント付き(コメントは図録にも掲載)で、それに加えて、展示用の壁に先生が直書きした一言なんかもあちこちにあって、見て回るのが本当に楽しかったです。
 直書きの中には、先生の背の高さに引かれた線もありました。思わず笑顔になりました。はい。
 あと、先生が歌う『ゆのの絵描き歌』。会場の一角に映像付きの歌が流れていて、それを見ながらゆのっちを描けるコーナーがあるのです。謎の打楽器が、可愛さにカオスっぷりを注ぎ込んで、なんかすごいことになっていた気がします。

 ひだまり、まどマギはもちろん、他作品に提供したエンドカードや、梅酒や、子供の頃の絵。また、すでに入手困難となったレアグッズの展示や、実物大「ゆのの部屋」まで……。とにかく見所満載でした。これで入場料1000円なんて安すぎるぐらいです。マジで。

 ただ、グッズ売り場に関しては、前売り券を持った上で、ガチな朝一で即乗り込まないと、目ぼしいものはほぼ買えないですね。
 グッズ売り場から展示会場へは戻れないので、本当にグッズのためだけに入場料を払って並ぶことになります。
 僕はさすがにこれはやりませんでした。展示会場の中で図録のみ売っているレジがあったので、そこで済ませました。メダルとか欲しかったんですけどね。展示を見て回った時点で売り切れてましたから、どうにもならず。
 まあ、方向性的にはどうしてもオタクイベントだし、しゃーないっちゃしゃーないのかな。

 ともあれ、時間に余裕があれば、本当にリピートしてもいいと思えるぐらい充実した内容でした。
 先生、素敵な展覧会をありがとうございました。

◆後悔点1:やっぱり音声ガイド借りればよかった(中は混んでてまともに進めないだろうと思ってスルーした)。
◆後悔点2:先生にメッセージを書けるコーナー。メッセージだけじゃなくて、名前も入れとけばよかった。「イセエビ(妖怪博士)」って。←ひだまりラジオネタ

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発売されてます

 『異世界妖怪サモナー ~ぜんぶ妖怪のせい~』、発売されております。
 ぜひともよろしくお願いいたします。
 できれば1~2週間以内にお買い上げいただけると助かります。マジで。

 ちなみに電子書籍版は、BOOK WALKERで買うと今だけ半額だったりします。
 電子派のかたはぜひ!
 シリーズ続けるためにも、初動を伸ばしていただきたく!


 ……生々しい宣伝はこれぐらいにしてですね。
 今回は妖怪ものということで、おまけで妖怪事典なんかがついております。
 テキストは全部私が書きました。なんか間違ってるところがあったら(まあ、あるんですけどね。オッヘラオッヘラ)、私の調査不足によるミスでございます。すみません。

 ちなみに鬼火と、5章で登場してすぐいなくなっちゃうアレについては、スペースの都合上、事典には載っていません。悪しからず。
 実は、鬼火は雨の中で燃えるとか精気を吸うとか、この辺は結構きちんと文献に忠実だったりします。
 もう一つのアレについても、もし気になった人は調べてみてください。妖怪ってとっても楽しいですよ!(超断言)

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