ヤエちゃんの妖怪大事典・番外編4 見越し入道

見越し入道【みこしにゅうどう】

【出身地】 全国
【出没地】 道

 道を歩いている人の前に現れて、見上げれば見上げるほど巨大化するという大入道の一種。「伸び上がり」や「次第高(しだいだか)」など同類も多い、メジャーな妖怪なのです。
 対処法は地域によって様々で、見上げずに見下ろせばいいとか、「見越し入道、見抜いた」と唱えるとか、差金で高さを計ろうとすると消えてしまうなどと言われています。
 正体は狸だったりイタチだったり。また江戸時代の黄表紙(今でいうラノベみたいなもの)の中では、妖怪の親玉として活躍することも多かったのです。……あれ、じゃあ実はヤエこそが妖怪王に相応しいってことですか?

※このコーナーでは、『異世界妖怪サモナー 2』で触れた妖怪のうち、ページ数の都合で解説が載せられなかったものを掲載していきます。

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

tag : 妖怪 異世界妖怪サモナー

ヤエちゃんの妖怪大事典・番外編3 千匹狼

千匹狼【せんびきおおかみ】

【出身地】 全国
【出没地】 山

 これは妖怪というよりただの狼の群れで、妖怪はそれを率いているボスの方なのです。
 山で人が狼の群れに襲われ樹の上に逃げると、そこへボスが登場。しかしそのボスは、近くの村に住む老婆の名で呼ばれていて、実はその老婆こそが人間のふりをした妖怪だった……というのがよくあるパターンですね。
 老婆の正体は歳を経た猫だったり、狼だったり、鬼だったり、狸(!)だったり。いずれにしても、襲った相手からの反撃で受けた傷がもとで、正体がばれてしまうのです。
 ……あとライカさんのママさんは、まだ老婆じゃないです。たぶん。

※このコーナーでは、『異世界妖怪サモナー 2』で触れた妖怪のうち、ページ数の都合で解説が載せられなかったものを掲載していきます。

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

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ヤエちゃんの妖怪大事典・番外編2 鬼一口

鬼一口【おにひとくち】

【出身地】 大阪府
【出没地】 あばら屋

 有名な『伊勢物語』の第六段『芥川』に登場する鬼を、江戸時代の画家・鳥山石燕が描いたもの。その題が「鬼一口」なのです。絵には巨大な鬼の口のドアップと、食べられてしまった女の人の着物が描かれています。
 石燕はこの物語の悲恋カップルを、在原業平と二条の后だとしていますが、もともとの物語では「男」と「女」としか書かれていません。その正体が業平だとかの話は、あくまで俗説のようですね。

※このコーナーでは、『異世界妖怪サモナー 2』で触れた妖怪のうち、ページ数の都合で解説が載せられなかったものを掲載していきます。

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ヤエちゃんの妖怪大事典・番外編1 瀬戸大将

瀬戸大将 【せとたいしょう】

【出身地】 不明
【出没地】 ゴミ捨て場

 江戸時代の画家・鳥山石燕に描かれた妖怪。たくさんの瀬戸物が合体してできた武将の姿をしていて、『三国志』で有名な関羽をモチーフにした創作妖怪なのです。
 この妖怪が載っている『百器徒然袋(ひゃっきつれづれぶくろ)』には、百鬼ならぬ百器、つまり器物の妖怪がいっぱい描かれています。鏡の妖怪「雲外鏡(うんがいきょう)」や布巾の妖怪「白容裔(しろうねり)」など、そのほとんどは、石燕が洒落っ気を込めて創作したものなんですよ?

※このコーナーでは、『異世界妖怪サモナー 2』で触れた妖怪のうち、ページ数の都合で解説が載せられなかったものを掲載していきます。

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お別れの会

 妖怪事典をアップする前に、本日はやはりこちらの話題に触れておきたいと思います。

 1月31日日曜日、青山葬儀場でおこなわれました「水木しげるサン お別れの会」に参列してまいりました。
 かなり早い時間に並んだこともありまして、開会後はスムーズに献花と黙とうをさせていただき、退場いたしましたが、その頃には外に並んでいる参列者のかたの数もものすごいことになっていました。老若男女、小さなお子様からお年寄りまで、本当に幅広い層のかたがいらしていました。水木先生の作品が、年齢性別問わず、多くのかたがたに支持され続けてきたことの表れでしょう。

 開始にあたって、荒俣先生、京極先生、そして喪主の布枝様から、ご挨拶がありました。
 悲しみだけではない、温かみと可笑しみのある言葉が、会場内を優しく包んでいました。

 お別れの会というのは、故人へ想いを送る場であると同時に、参列者同士が故人への愛を確かめ合う場でもあると思います。
 この日は、水木先生への愛に満ちた世界が、確かにそこにありました。
 
 水木しげる先生、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

tag : 妖怪

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