大妖怪展

 江戸東京博物館で開催されている『大妖怪展』に行ってきました。
 この手の本格的な妖怪展に行くのは久しぶりなんで、とても楽しかったです。
 いやあ、やっぱりお化けの古典絵はいいですね。もう見ているだけで精神的に潤ってくる(笑)。

 20代の頃は、それこそ国書刊行会から出ている妖怪画集を買い漁ったり、新たに発見された絵巻物なんかも念入りにチェックしたりしてたんですけど、ここ数年はその辺が少し疎かになっていました。そんなこともあって、「あ、この絵知らない!」っていうのがチラホラあって。
 狩野宗信の『化物絵巻』、大屋書房蔵『百妖図』、昔の病虫図鑑こと『針聞書』なんかは、僕的には完全に初見。特に『針聞書』に載っている「九虫」という虫はすごいですね。見た目はシンプルなんだけど、うじゃうじゃーっとした感じが変にリアルでグロい。これはいいものです、間違いなく。

 逆によく知っている絵の方では、佐脇嵩之の『百怪図巻』。たぶん今までも現物をどこかで見てる気がするんですが、やっぱりこの人は上手いなぁと思うんです。狩野派の間でデザインを継承する形で描き継がれていた妖怪絵巻の中でも、その緻密さ、肉感具合は群を抜いていて、かなり見応えがある。会場内の壁にはこの人の描いた「あか口」(石燕でいうところの「赤舌」)がでかでかとプリントされていて、目がぎょろぎょろ動く仕掛けになっていて、もうそれだけで数分間佇んでいられるような気がしました。
 それから、今回の目玉の一つでもある『辟邪絵』の「神虫」。これ大好き。かっこいい。でっかい虫が鬼をバリバリ食べてるの。血まみれで。すごいぜ。ちなみに、こちらは公開は7月中のみとのこと。

 でもって物販。妖怪グッズ多数。会場限定物はもちろん、歴博の方のグッズや、妖怪関連書籍も目ぼしいところがかなり揃っていました。そして図録は、造りがやたら凝っています。
 欲望に任せて買い漁ってもよかったのですが、ちょっと『悪魔くん』と『河童の三平 妖怪大作戦』のDVDを買ったばかりということもあって、自重しました。……8000円以上使ったけどね。

 しかし本当に満足。いい展示でした。もしかしたら後半リピートするかも。

●本日の購入物リスト
・図録
・戦国時代のハラノムシ 『針聞書』のゆかいな病魔たち (書籍)
・別冊太陽 妖怪図譜 江戸の化物大集合 (書籍)
・姫國山海録 クリアファイル
・歴博 怪談・妖怪コレクション 姫魚 (フィギュアストラップ)
・歴博 怪談・妖怪コレクション からかさおばけ (フィギュアストラップ)
・妖怪づくし ハンカチ

 

tag : 妖怪

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