擬音について

 あと半月ぐらいで発売になります、『リバース;エンド-1 恋する次元連死(ティンダロス)』
 すでに各種オンラインショップでも予約が始まっているようです。よろしくお願いいたします。

 さて、何か内容の紹介を……とも思うのですが、如何せん公式の方で動きがないと、こちらも迂闊に情報を出せないというのが実情ですので、今回は無難に、擬音のことなど語ってみたいと思います。
 いや、何でそこで擬音が出てくるんだよ、というツッコミはともかく。
 まあ、割と創作論的な話になるのですが――。

 私はもともと世代的に、「一般文芸からライトノベルが独立して分かれた時期」を経験しておりますので、当時あったようなライトノベルへの批判が、少なからず作風に反映されてしまうところがありました。批判というのは、例えば「擬音が無駄に多い」とか、「会話文ばかり」とか、「日本語が危うい」とか、「下半分がスッカスカ」とかですね。
 その辺については、やはり私もデビュー時に相当意識して、「だったらそうならないようにしなければ」と、必要以上に頑張っていたところがあるのですが……(※ただ一つ言っておきますと、デビュー作の『マキゾエホリック』のクセのある地の文は、この考えとはまったく関係ありません。アレは完全に狙ってやったものです。逆に、『マキゾエ』以外であのクドイ地の文を書くつもりは、今のところありません)。

 で、そんな批判の中から、擬音について。最近、こう思うようになりました。
 擬音というのは、多すぎない程度に入れるぐらいなら構わない。そもそも作家が擬音を書くことを恥じる必要はない。音というのは、よほどそれがありきたりな音でない限りは、捏ねくり回した比喩に置き換えるよりも、音そのものを書いた方がインパクトが出る――と。

 ……ということで、『リバース;エンド』は今まで書いてきたものに比べると、擬音の登場率が5%ぐらい増しております。
 私の場合、普段の文体そのものが表現過多な傾向がありますので、ここぞというシーンでは、逆に平坦な言葉でインパクトを出すようにしています。今回は、擬音もその一環として取り入れるようにしました。
 なので従来の私の読者のかたは、もし『リバース;エンド』をお読みになっても、「なんか擬音が多いな……。もしや魔改造か?」なんて思わないようにしていただけると助かります。
 はい。そんなオチ。


 ちなみに「下半分スッカスカ」だけは、今後も馴染むつもりはありません(ボソッ)。
 

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

tag : リバース;エンド 小説雑感 告知

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