闇ダン(仮略)が出来るまで

◆新作『闇堕ち騎士がダンジョン始めました!!』が出来るまで (だいたい実話)

担当「次の新作は、ダンジョンを題材にした話なんかどうでしょう。ダンジョンで何かいいネタはありませんか?」
(ダンジョンか……。そういえばデビュー前に思いついた軽めのネタがあったな)
「高校生が異世界のダンジョンでバイトする話はどうでしょう。モンスターの世話や罠の手入れをしながら、冒険者と対決するんです」
担当「それ面白そうですね。じゃあプロットお願いします」

「よし、主人公はゲーマーにしよう。ゲームの知識を駆使してダンジョンを強化するんだ。ぶっちゃけ、今こういうのが人気だろうしな。ヒロインは……せっかくのバイト設定だから、バイト仲間の女子高生がいいな。それからライバルポジの冒険者も欲しい。凄腕の女剣士とかいいんじゃない? でもってクライマックスは、主人公とヒロインが協力して、この女剣士とのガチンコ対決。そして戦いを通して絆が芽生え、三角関係に――」

「プロット出来ました! よろしくお願いします!」

(三日後)

編集部「君のプロットを読ませてもらったよ。ダンジョンを魔族の仕事場にするというのは面白いアイデアだ」
「ありがとうございます! じゃあ書かせていただけるんですね?」
編集部「ふん、勘違いするな。我々ははっきりと『コレじゃない』と感じている」
「……ど、どういうことですか?」
編集部「まず問題は、主人公が冒険者を殺す立場にあるという事実だ。これは、感情移入する点で大きな妨げとなっている」
「一応『死なない』という設定になってるんですけど……」
編集部「設定など関係ない。この露骨な敵対関係はなくしたまえ。それから――」
「ま、まだありますかっ」
編集部「うむ。このプロットには『経営感』が足りない」
「け、経営感っ……?」
編集部「ああそうだ。仕事場という設定なら、もっと経営感を見せたまえ。バトルよりも、まずはビジネスだ」
(ビジネス物をラノベでやれと!? どうすればいいんだっ?)
「分かりました。ではそのように改めます」←イエスマン


 そんなわけで、登場人物の設定などは大幅に変えつつ、ガチで仕事するラノベになりました。
 ありがちな善悪逆転劇では終わらせません。逆に、ラノベっぽさのない地味なストーリーにもしてません。
 賑やかで愉快で、でもジワッとシビアで、だけど最終的にはハートフルな――。そんな話になったんじゃないかなと自負しております。

 『闇堕ち騎士がダンジョン始めました!!』は5月1日発売です。
 よろしくお願いいたします!
 

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

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