怪物映画レビュー 『ポセイドン・レックス』

原題:POSEIDON REX
2013年・アメリカ

 とあるリゾートアイランドの近海に存在する、巨大な縦穴「ブルーホール」。その底に眠る沈没船の積み荷を狙っていたトレジャーハンターの主人公は、邪魔な土塊を取り除くため自ら仕掛けた爆弾によって、太古の海洋生物を目覚めさせてしまう。ティラノサウルスによく似た姿を持ちながら海を自在に泳ぐそれは、次々と船を襲撃。調査に乗り出した女性学者は、その生物を「ポセイドン・レックス」と名づけた。
 棲家に大量の卵を産み落としたポセイドン・レックスは、主人公達との交戦を経て、ついに島に上陸を果たす。島を脱出すべく奔走する主人公達。一方、事態を察知した軍部は、島民の避難を見届けないまま島を爆撃しようとしていた。


「ティラノサウルスを題材にして海洋モンスターパニックを撮ったら受けるんじゃね?」
 たぶんこんな感じで作られたと思しき一作。しかし冷静に考えてみると、ティラノが海で暴れるからすごいのか、それとも海で暴れるのがティラノだからすごいのか。いったい何が心を掻き立てる要因なのか、さっぱり分かりません。ただ、少なくとも私は喜んでレンタルしたので、おそらくこの「ティラノ+海」という組み合わせに、何かしら心に響くものがあったのでしょう。
 そんなわけで、前半は海洋パニック。後半、レックスが上陸してからは恐竜パニック。「おお、ティラノだから陸にも上れるんだな!」と、見てて一応興奮はしたものの、「あれ、でもそれって普通じゃね?」と気づいてしまうと、いったい何をコメントしていいのか分からなくなりますね。
 とりあえず、ティラノサウルスに背びれを付けただけという手抜き感満載な怪物のデザインは、もうちょっと頑張ってほしいなーと思ったところ。そもそも、べつに何が泳いでようが、ストーリー自体が相当無難な作りだったので、取り立てて特別な感想はなかったのでした。

 なお、主人公を狙っていた地元のマフィアグループのメンバーは、大半が主人公に接触することなく、レックスにパクリと行かれていました。必要以上に主人公をピンチに陥らせない。こういうのをストレスフリーの脚本って言うんでしょうか。
 軍部もミサイルの秒読みとか強いてこないしね。……もっと盛り上げていいのよ?

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

tag : モンスター 映画

お知らせ
最新記事
カテゴリ
ユーザータグ

モンスター 映画 告知 妖怪 妄想少女 モンスターハンター リバース;エンド 異世界妖怪サモナー アニメ 多元宇宙 ポケットモンスター 二次元名鑑 闇堕ち騎士がダンジョン始めました!! 小説雑感 PSP マキゾエホリック ウルトラマン ボードゲーム 世紀末オカルト学院 DS 3DS 相棒 カクヨム 小説 

検索フォーム
リンク
月別アーカイブ