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ゲゲゲの鬼太郎第6期・第6話『厄運のすねこすり』 感想

 今週は、泣かずにはいられない話でした。いや、マジで。
 すねこすりに感情移入しても泣くし、人間側に感情移入しても泣く。どこからどう見ても泣く。
 しかも、一応人間側から見ればハッピーエンドなんだけど、すねこすりの方から見ると、もう……。
 切ない。切なすぎる。
 雨に打たれながら無声で泣き叫ぶカットが悲痛すぎる。
 正直、ラストで何かしら救済が描かれることを期待し、それがどうなるかを予想しながら見ていたけど、最後まで何もなかった。
 悲しい。でも、妖怪と人間は一緒になれないことだってある。
 これはきっと、そういう話。


 ……ちょっと仕切り直して。
 さて、今回はオリジナルエピソード。メインの妖怪はすねこすりでした。
 すねこすりは水木先生が初期の頃から描いている妖怪ですが、原作版鬼太郎に登場したことは一度も……?
 いや、実はあるんです!
 登場したのは、マガジン連載時代の名作「妖怪大戦争」。深大寺から筏のある場所へ向かう妖怪達の足元が描かれているコマの中に、人魂のテンプラみたいなのが交じっていると思いますが、それがすねこすりです。
 ……え、見た目が違うって? うん、当時はまだデザインが固まっていなかったんですよ。
 ちなみにマガジン版「悪魔くん」では、毛むくじゃらの鳥みたいな怪物の姿で登場していますね。ぼたもちを美味しそうに食べる姿が可愛すぎました。
 今の猫っぽいすねこすりは、水木先生が妖怪画の仕事を本格的に手がけるようになってから、固まったデザインのようです。
 ちなみに、すねこすりが登場する他の漫画作品としては、平成版「妖怪大戦争」(特撮映画)のコミック版なんかもあります。

 一方アニメ版鬼太郎では、これまで第二期、第三期劇場版、第五期で登場。
 ただしメインゲストとしての登場は、第二期「怪自動車」のみ。
 ちなみに本来のすねこすりは、「道を歩いていると、獣のようなものが足元に擦り寄る感触があるが、見ても何もいない」という妖怪。つまり歩行を妨げる妖怪の一種です。
 この特徴をアレンジして、今回のエピソードでは、「人々の足に擦り寄って、少しずつ生気を吸って生きる」という特徴づけがなされました。
 しかし村の過疎化が進み、自分でも知らず知らずのうちに、一人の人間から膨大な量の生気を吸い続けてしまった結果……。

 いや、実はこれが濡れ衣で、本当はすねこすりは、母ちゃんに取り憑いていた妖怪・病虫から母ちゃんを守ってたんだ!
 だってほら、一生懸命虫を追いかけてたじゃん! あれが伏線でさ、今回のエピソードは「猫又の恋」を下敷きにした話だったんだよ!

 ……なんて展開にはなりませんでした。
 ラストで、すねこすりが消えていった森を静かに見つめ、去っていく鬼太郎。
 人間との交わりを頑なに拒んできた幽霊族の少年は、いったい何を思うのか――。


 ……と感傷に浸っていたら、次回は何と「幽霊電車」!
 これは楽しみ! 五期越えのガチホラーを期待しています!

テーマ : ゲゲゲの鬼太郎
ジャンル : アニメ・コミック

tag : ゲゲゲの鬼太郎 水木しげる 妖怪 アニメ

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