FC2ブログ

ゲゲゲの鬼太郎第6期・第11話『日本征服!八百八狸軍団』 感想

 ――蛟龍さん、シン・ゴジラと化す。

 今回は、お待ちかねの大ネタ、「妖怪獣」。僕の大好きな妖怪・蛟龍の登場です。
 でっかくて真ん丸な目! パカッと開いた牙だらけの口! 体がほとんど顔! ←これ全部チャームポイント
 そんな蛟龍さんが盛大に大暴れ。なぜか東宝特撮から出張してきてしまった24連装ロケット砲車、通称ポンポン砲の攻撃をものともせず、「正体不明生物」として海から上陸。ひび割れたマグマのような体を光らせ、必殺・体内放射で東京を吹き飛ばす!
 かつて第一次怪獣ブームの影響で生み出された妖怪獣が、今回はさらに現代の怪獣映画の要素を取り入れて、大幅にパワーアップした感じでした。
 一方で不気味におどろ髪をなびかせる様は、きちんと妖怪。それが爆炎の中で目をらんらんと輝かせ、焼け爛れたかのような体で東京をのし歩く様は、歴代のアニメ版蛟龍の中でも、相当なド迫力だったと思います!

 とまあ、蛟龍ピンポイントの感想はこれぐらいにして……。
 今回は他にもいろいろな見所がありました。

 見所その1。まずは久々に登場、黒いオッサン(仮)。
 公式では今のところ「名無し」というキャラ名で紹介されていますね。仮面を被っているようですが、あんなちょび髭の生えた仮面って……。とりあえず正体は不明です。少なくとも僕はネタバレ厳禁体勢で鑑賞しているので、何も知りません。
 とりあえず現状の黒幕的なお方ですが、いったい何者なんでしょうね。
 黄金パターンで行けばぬらりひょん……と言いたいところですが、お馴染みのキャラとは言え、今期では未登場の妖怪が、わざわざ顔を隠すでしょうか。
 どことなく呪術師っぽさも感じますが、だとしたら人間? 鬼道衆? 斜め上でガモツ博士?
 あるいはさらに捻りまくって、地獄から舞い戻ってきた血液銀行員の方の水木さん?
 いろいろと妄想が尽きません。6月いっぱいで1クール終了だから、そろそろ正体が割れてもいいかな。

 見所その2。しゃくし岩。
 まあ、単に穴を塞いでいただけの岩なんですが、これがついにアニメの中で「しゃくし岩」という名前で呼ばれたことに感動。
 この岩、原作では、やはり狸の住み家に通ずる岩として登場。ただし厳密に言えば妖怪の一種で、作中の注釈では、「特定の人が通ると、しゃもじを出す」と解説されています。ちなみに元ネタは、柳田国男の『妖怪名彙』に記されている妖怪。夜に人が通ると、「味噌をくれ」と言って杓子を突き出したという岩です。
 この原作の「しゃくし岩」。実は原作「妖怪獣」が単行本に収録される際に、名前と解説の書かれたページがばっさりカットされてしまい、ただの岩扱いになってしまった――という過去があります。
 しかもそれ以降は、このカット版がスタンダードになってしまい、幾度となく出版された原作鬼太郎のほぼすべてにおいて、しゃくし岩はただの岩として扱われてきました。
 この流れにようやくストップをかけ、本来のノーカット版を新刊として出したのが、アニメ第五期に合わせて講談社漫画文庫から発売された『少年マガジン/オリジナル版 ゲゲゲの鬼太郎』と、そして言わずと知れた『水木しげる漫画大全集』でしょう。
 こうしてノーカット版がスタンダードに戻ったことで、しゃくし岩も復活。今回のアニメ版にも、ついに反映されたわけです。
 いささかマニアックな話ですが、長年オリジナルを読めないままオッサンになってしまった世代の一人として、感無量の出来事でした。

 見所その3。刑部だぬきのキス。
 原作では鬼太郎が受けた狸化の呪い。それが今回は、何と何と、まなちゃんに!
 いやぁ、ブチューって、マジでやりやがりましたよ!
 もうね、「あ、狸化の呪い来るな」って流れでまなちゃんが引き寄せられたんで、「あれ? まさかキスはしないよね?」と思ったら、容赦なかったよ。さすが刑部様。
 でもさすがにホッペは避けて、手の甲で済ませてましたね。ていうか、まなちゃんが必死で手で抵抗したからだけどね。さもなきゃ顔いっちゃってましたね。刑部様め。

 見所その4。日本初の女性総理。
 水木漫画と言えば、だいたい政治家は本人そっくりの人が出てくるんですが、アニメでは自重した模様。というわけで、アニメ鬼太郎の世界では、早くも日本初の女性総理が誕生していました。
 まあ、さすがに安倍さん出して「責任は誰が取るんだ」とかやったら、右左ともども大炎上しますからね。ていうか安倍さんのキャラ変わっちゃうしね。
 それを思うと第三期劇場版「激突!!異次元妖怪の大反乱」はチャレンジしてたよなぁ。どう見ても中曽根さんだったし。君が代のメロディまで流れてたし。
 ちなみに時事ネタ関係で言えば、こういうエピソードで避難所の様子が描かれるようになったことに、時流を感じます。2011年にテレビを介して、多くの国民が共有した光景でした。

 見所その5。妖怪大事典。
 原作で女狸がちょくちょく引用していた謎の本。まさかアニメでこのネタが使われるとは。
 しかも、鬼太郎も知ってたんか、この本(笑)。

 見所その6。まなちゃんのお母さん。←義務

 見所その7。安定のねずみ男。まなちゃんへの片想いは無かったことに。

 見所その8。次回に続く。
 やっぱり「妖怪獣」ならこうなるよね、ってことで。
 ただ、ここから第二の妖怪獣なり名無しのオッサンなりの流れに行くとすれば、前後編じゃ終わらないかも。
 ネタバレ厳禁なので今後のタイトルはまだ知らないんですが、6月いっぱいフルに使うなら、三話分にまたがる可能性が大?

 というわけで、次回も楽しみにしたいと思います。

テーマ : ゲゲゲの鬼太郎
ジャンル : アニメ・コミック

tag : ゲゲゲの鬼太郎 妖怪 水木しげる アニメ

お知らせ
最新記事
カテゴリ
ユーザータグ

モンスター 映画 妖怪 告知 妄想少女 アニメ モンスターハンター リバース;エンド 水木しげる ゲゲゲの鬼太郎 異世界妖怪サモナー ポケットモンスター 多元宇宙 闇堕ち騎士がダンジョン始めました!! 二次元名鑑 PSP 小説雑感 マキゾエホリック ウルトラマン ボードゲーム オーク先生のJKハーレムにようこそ! 世紀末オカルト学院 DS 3DS カクヨム 小説 相棒 

検索フォーム
リンク
月別アーカイブ