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ゲゲゲの鬼太郎第6期・第16話『潮の怪!海座頭』 感想

 今回はタイアップ回。
 境港は、言わずと知れた水木先生の生まれ故郷。駅前から続く商店街は「水木しげるロード」として、観光地になっています。
 僕も過去に一度遊びにいきましたが、当時は妖怪のブロンズ像こそ並んでいるものの、観光地としてはまだ静かなものでした。あれから年月が経って、だいぶ様変わりしていると思うので、また遊びにいきたいですね。
 ちなみに作中に出てきた庄司おじさんは(甲子園出場経験も含めて)、境港にある水木しげる記念館の館長さんをモデルにしているそうです。

 で、そんな境港は、実はまなちゃんのお父さんの故郷でもあった――という驚くべき(?)事実が判明。
 つまり境港で生まれて現在は調布に暮らすという、まんま水木先生と同じ住所を辿っているわけです。
 いやはや、実際にそんな人が目の前にいたら、水木ファン的には「すげぇ!」と興奮するしかないですよ。いや、何がすごいのかと聞かれてもよく分かりませんけど、なんかすごい気がしてしまうんです。
 そうか、これが無意識な聖地崇拝か……。

 一方で境港と言えば、港町としても有名です。ていうか港町です。
 そんなこともあって、今回の原作エピソードとしてチョイスされたのは、「海座頭」。アニメ化はこれで四度目。
 第五期では船幽霊のホラー描写が際立っていたことと、一反木綿の主役回だったことが印象に残っています。
 もちろんホラーと言えば、第六期もコンセプトの一つとして相当力を入れていますが、今回の船幽霊については、第五期に比べればおとなしめでした。まあ、第五期では家まで追いかけてきましたからね。だいぶ変則的だったし、しょうがないですね。

 ちなみに実際の伝承では、船幽霊に柄杓を求められたら、底を抜けた柄杓を渡すというのがお約束です。今回鬼太郎がやっていたやつですね。
 なお、海で柄杓を求めてくる妖怪は船幽霊だけではなく、海坊主なんかも同じことをします。どちらも海に現れるメジャーな妖怪なので、言い伝えが広がるうちに、情報が混ざり合ったものと思われます。

 で――その船幽霊に引き込まれてしまった庄司おじさん。
 他の船幽霊達と一緒にまなちゃんの乗った船を襲撃しますが、ギリギリのところで正気を保ち、まなちゃんを助けてくれました。
 その時おじさんの手からまなちゃんに渡った思い出の甲子園ボールによって、「おじさんが船幽霊になってしまった」という事実が分かり、鬼太郎が呼ばれる――というスムーズな展開に繋がります。
 ……いや、ボールの役割はここで終わりだと思ったんですけどね(笑)。

 終盤、海座頭の攻撃でピンチに陥った鬼太郎を助けるため、ここでまさかの、おじさんの甲子園伝説が復活!
 大海原を切り裂くように放たれたおじさんの豪速球が、海座頭の横っ面にクリーンヒット!
 うん、よくコナン君がサッカーボールでやっているやつや。
 熱いけど笑うわ、これ(笑)。

 そのシーンより少し前ですが、境港のみんなが力を合わせて、船幽霊にされたおじさん達の魂を取り戻す展開も、こちらは純粋に熱かったです。
 船幽霊の力に負けそうになるも、そこへ鬼太郎ファミリーが合流して大逆転! 人間と妖怪が一体化することで勝利をつかむというこの流れは、やはり実際の「水木しげるロード」という観光地の存在を反映させてのものでしょう。
 今期でしばしば見られる、人間と妖怪の間にある境界線の意識も、境港という町では無と化すわけですね。
 これは決してタイアップゆえの優遇ではなく、水木先生ゆかりの境港ならでは。人間と妖怪が分け隔てなく楽しむラストのお祭りの情景も、それを大いに物語っていたと思います。

 総じて良い回でした。
 ……あ、でもサメは出なかったですね。


 今回の感想はここまで。
 さて、次回は……境港だ! ←続くんかい(笑)
 次のゲスト妖怪は蟹坊主。非原作のオリジナルストーリーですね。
 ではまた来週。

テーマ : ゲゲゲの鬼太郎
ジャンル : アニメ・コミック

tag : ゲゲゲの鬼太郎 水木しげる 妖怪 アニメ

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