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ゲゲゲの鬼太郎第6期・第28話『妖怪大戦争』 感想

 西洋妖怪編・第二回。
 アニメ墓場鬼太郎ネタの「誰が政治しとるのか!!」(byねずみ男)からスタートする今回は、西洋妖怪軍団が本格的にゲゲゲの森を襲撃。緑溢れる大自然が炎に包まれ、地獄のような、まさに「戦場」と化しました。
 ヴィクター博士が造った変なクリーチャーにムシャムシャされる岩魚坊主さん達が哀れ。しかし岩魚坊主、いっぱいおるんやな。川の主なのに……。

 ただ、ヴィクターにしろカミーラにしろ、まだその活躍ぶりは、きちんと描かれてはいませんでした。そちらは今後のお楽しみ――ということでしょう。
 今回は、前回から引き続きヴォルフガングと、加えて魔女アデルがメイン。満月の力で銀の弾丸すら通用しなくなったヴォルフガングと、魔法石を駆使して縦横無尽に魔法を展開するアデル。どちらも絶望的なほどの強敵で、しかも肝心の鬼太郎は、アニエスに植えつけられた膨大な妖力を制御できずに、戦闘不能状態。当然日本妖怪勢は大苦戦するわけですが――。
 そこから鬼太郎が覚醒し、強敵二人を相手に問答無用のワンサイドゲームを叩きつける!
 いやぁ、お約束と言えばお約束ながら、やはりこの手の大逆転劇は爽快感がありますね。

 しかし、これほど有利な状況になりながら、そこへベアードが出現したことで、またも形勢は逆転。
 上空から眼力を発揮しただけで森を炎上させるという、凄まじいにも程がある実力を見せつけたベアード。何だかシーズンを重ねるごとに、どんどんパワーアップしている気がします。もう第三期の全エネルギー砲が可愛いレベルです。
 幸いアニエスがアルカナの指輪を発動させたことで、西洋妖怪軍団は撤退しましたが、彼らのヤバさはしっかりと視聴者の脳に刻み込まれたことでしょう。

 ……かくしてゲゲゲの森に甚大な被害をもたらした、妖怪大戦争。
 当初、耳長達への贖罪の意識からアニエスをかくまおうとした鬼太郎ですが……彼が最後にアニエスに告げた台詞は、いったい何だったのか。
 答えは、来週アニエスが人間の町に出ているところから、自ずと見えてきそうな気がします。


 最後に、今回のサブタイトルである、「妖怪大戦争」について。
 原作では日本妖怪と西洋妖怪の死闘を描いた大長編の名であり、言わば西洋妖怪編を象徴することになるはずだった、このタイトル。しかし、その西洋妖怪編のわずか第二回、敵は半ば顔見せに近く、戦いも絶望感溢れたものだった今回、なぜ敢えて「妖怪大戦争」という題が付けられたのか――。
 おそらくは、戦争というものが持つ悲惨さを表すためだった……と考えられるのではないでしょうか。

 今回のエピソードは、まさに「悲惨」でした。あれほど豊かだった森が燃え、多くの妖怪が傷つき、命を落としました。
 そもそも原作の「妖怪大戦争」でも、一反木綿、ぬりかべ、子泣き、砂かけの四人が、無残にも西洋妖怪に殺されてしまいます。当時まだレギュラー陣でなかったとは言え、彼らを明確に「戦死者」として描いたのは、やはり水木先生の体験がもたらした戦争観ゆえだったのではないでしょうか。
 水木先生にとって戦争とは、ご自身が兵隊として経験されたからこそ、まさに「死」以外の何物でもなかったのでしょう。
 妖怪大戦争――。この五文字は、一大娯楽としてのロマンを帯びていると同時に、実はとてつもなく重々しいものでもある……ということかもしれません。


 さて次回は、ヴィクター・フランケンシュタインにスポットを当てたエピソードになる模様。
 ……と同時に、ついにまなちゃんが参戦。目的のために手段を選ばない(選ぶ余裕がない)アニエスに、まなちゃんはどのように接するのか。そして、そんなまなちゃんを相手に、ヴィクターは何をしてくれやがるのか。
 いろいろなものを期待しながら待ちたいと思います。
 ではまた!

テーマ : ゲゲゲの鬼太郎
ジャンル : アニメ・コミック

tag : ゲゲゲの鬼太郎 水木しげる 妖怪 アニメ

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