FC2ブログ

ゲゲゲの鬼太郎第6期・第59話『女妖怪・後神との約束』 感想

 すっかりギリギリ更新が癖になってしまいましたが……。

 今回の原作は「後神」。二期を除く全シーズンでアニメ化されてきた定番エピソードです。
 後神というキャラクターの外見や、原典(石燕)にある「忽然と背後にいる」という特徴、そして家族全員の失踪というシナリオ――と、だいぶホラー要素が揃っている本作。しかし原作自体は案外あっさりした「いつもの鬼太郎」で、むしろホラー描写を発揮してきたのは歴代アニメ版の方と言えるでしょう。
 で、今回の第六期バージョンは、そんな歴代「後神」の中でも、最もホラーに力を入れた回となっていました。

 二週間置きに発生する、連続一家失踪事件。被害に遭った家に共通するのは、「飛行場が見える」ことと、正体不明の「サボテン」――。
 事件を追う鬼太郎。一方、犯人である後神の魔の手は、まなの友達であるみやびに迫っていた……。

 ……ってことで、またも失踪する羽目になったみやびちゃん(公式サイトでは「雅」に改まってますね)。
 木の子の時と違って、妖怪サボテンに食われるという、だいぶ災難な失踪パターンでした。今後も素敵な失踪を期待しています。←するなよ

 そんなみやびちゃんはさて置き(酷)、今回の見所は、やはり「後神」をサイコホラーとしてアレンジした点でしょう。
 シナリオの直接のベースになったのは、間違いなく第三期の「宵待ち草の後神」ですね。後神が男と暮らすために他人の家を乗っ取り、そこで来るはずのない男を待ち続ける……。これを悲恋物語として描いたのが第三期で、ゴリゴリのサイコホラーにしたのが第6期というわけです。
 脚本家のかたのツイッターを見ると、どうやら他にも各シーズンの要素が取り入れられていたようですね。僕はあいにくそこまでは見抜けませんでした(さすがにうろ覚えだしね)が、ちゃっかり原作の「釘打ち」をやらかそうとしていたのだけは気づきました(笑)。
 原作どおり……と言えば、サボテンを内側から指鉄砲で破壊するのも原作どおりですね。指鉄砲がレギュラー化してくれたおかげだと思います。

 ちなみに散々「サイコホラー」と書いていますが、果たして妖怪の奇行を「サイコ」と表現していいものかどうか。自分でもよく分かりません。
 ただ少なくとも、今回公式で煽っていた「ジャパニーズホラー」とは、また違う気がします。そもそもあの言葉は、まともな定義なんかなくて、日本でホラーブームが起きた時に、みんなで何となく使っていただけですしね。
 ……とは言え、今回の話自体を腐すわけではなく。「二週間経っても男が戻ってこないから、家を間違えたと思って、条件の合う他の家へ移る。そこにすでに住人がいれば排除する」という後神の犯行動機は、狂気の中にきちんとした整合性があって(だからこそ狂気として成立していて)、とても納得の行くものでした。いや、純粋に面白かったです。

 そして、女を誑かし続けてきた結婚詐欺師に訪れる、恐ろしい結末――。妥当な終わり方ですね。ただ個人的には、ここはもっと恐ろしい演出にしてもよかったと思います。
 さすがに真っ昼間のザ・パンティパリティだし、怖さは薄れたなぁって(笑)。


 そんなわけで、今回はここまで。
 次回は――「峠の妖怪」ですね。
 後神からの震々って……これは原典繋がりなのか?
 ではまた!

テーマ : ゲゲゲの鬼太郎
ジャンル : アニメ・コミック

tag : ゲゲゲの鬼太郎 水木しげる 妖怪 アニメ

お知らせ
最新記事
カテゴリ
ユーザータグ

妖怪 モンスター 映画 アニメ 告知 水木しげる ゲゲゲの鬼太郎 妄想少女 モンスターハンター リバース;エンド 異世界妖怪サモナー ポケットモンスター 多元宇宙 闇堕ち騎士がダンジョン始めました!! 二次元名鑑 PSP 小説雑感 マキゾエホリック ウルトラマン ボードゲーム オーク先生のJKハーレムにようこそ! DS 世紀末オカルト学院 3DS カクヨム 小説 相棒 小説家になろう 

検索フォーム
リンク
月別アーカイブ