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ゲゲゲの鬼太郎第6期・第62話『地獄の四将 黒坊主の罠』 感想

 今回の原作は「黒坊主」。前回の「豆腐小僧」同様、80年代マガジン版からのエピソードです。
 ……と言っても、ストーリー内容はほぼアニメオリジナルでした。そもそも今回の話自体が「地獄の四将編」の節目なので、そこは已む無しですね。ただ一応、黒坊主の「水に弱い」「絵に宿っている」といった一部の特徴は、原作からアレンジされた形で引き継がれています。
 ちなみに黒坊主が初めてアニメ版に登場したのは、第五期の「うわん」のエピソードの時。もっとも、そちらは完全にアニメオリジナル回だったため、原作「黒坊主」の映像化は(原作要素はほとんどないですが)今回が初と言えそうです。

 でまあ、以前もツッコんだんですけど、やはりこの黒坊主という人選ですね。
 名だたる悪妖怪が揃った「大逆の四将」の中で、一人だけ浮きまくりという……(笑)。
 いや、今回登場した黒坊主は実際に強敵でしたし(石動をピンチに陥れた敵は初めてですね)、水質汚染を広めるという極めて危険なやつだったのは間違いないです。それに原作でも、そこそこ強敵です。
 けどね。けどもね。

 鵺!      ←おお!
 九尾の狐! ←おお!
 鬼童!    ←ほお!
 黒坊主!  ←なんでやねん!

 ……ってなりますよ。だって「寝ている人妻をペロペロした」ぐらいしか伝承ないし。黒坊主。
 でまあ、一応手持ちの資料を見たりとかググったりとか、いろいろしたんですけど、黒坊主が水を血に染めた……みたいな伝承は見つからなかったし、特に大妖怪だという情報もなかったので、やっぱりこの起用は謎ですね。
 いったい何が黒坊主をこのポジションにのし上げたのか……。謎は深まるばかりです。

 もっともストーリーそのものは、二年目第一クールの終わりに相応しい盛り上がりでした。
 鬼太郎とねずみ男の関係を軸にしつつ、強敵とのバトル、そして石動との対立が描かれ、四将回収勝負は今回で1対1に。今後鬼太郎と石動の関係がどうなっていくのか。そして残る二将と、彼らを解き放った黒幕はどう動くのか――。
 個人的には、一年目に名無し編を見ていた時よりも楽しみだったりします(あちらは不穏だったりどす黒かったりで、ワクワク感とはちょっと違うイメージでしたからね)。
 あと、忘れちゃいけない「血戦小笠原」も待機している(と信じている)わけですからね。次クールからも期待していますよ!

 ところで「妖怪獣」に登場した女総理が再登場していましたね。
 あの時僕は、敢えて現実の総理に似せなかったことを英断だと思ったのですが、今回そこに時事ネタを絡めてしまったのは、少し気になりました。
 まあ、アニメの中では、「○○ミクスは総理が不正統計を利用して成功していたように見せかけていただけで、実は成功していなかった」という、現実とは異なるパラレルなものになっていましたが。
 ……これが現実そのままだと思っている層もいるのかしら。まあ、普通に生活していれば、金融緩和政策以降、経済状況が改善したぐらいは体感できるでしょうが……。
 もうね、アニメにしろドラマにしろ、ワイドショーそのままのいい加減な政治批判を風刺気取りで持ち込むのは、やめてほしいですね。

 ……と、話自体の水準は高かったのに、ツッコミと不満の方が、文少量が多くなってしまいました。感想書くのって難しい。
 あ、黒坊主の声は千葉繁さんでしたね。第四期のねずみ男です。これは嬉しいサプライズでした。


 というわけで今回はここまで。
 次回の原作は「妖怪あしまがり」。本によっては「妖怪花」に改題されている話ですね。
 ぬりかべ大活躍の予感……。ではまた!

テーマ : ゲゲゲの鬼太郎
ジャンル : アニメ・コミック

tag : ゲゲゲの鬼太郎 水木しげる 妖怪 アニメ

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