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ゲゲゲの鬼太郎第6期・第65話『建国!?魔猫の大鳥取帝国』 感想

 ……うむ。
 ↑ご当地ネタギャグに特に興味がないのでコメントに困っている人。

 今回の原作は「魔猫」。新編ゲゲゲの鬼太郎からの一本で、「石妖」や「麻桶毛」と同じく、この第六期版が初の映像化となります。
 ちなみに原作のストーリーはというと――。

 ――とある地方の小学校に赴任してきた、美人で優秀な女性教師・黒塚。しかし彼女の正体は、イギリスからやってきた猫妖怪・魔猫だった。魔猫は生徒達を洗脳し、いずれは日本そのものを支配しようと企んでいたのだ。
 そんな黒塚の正体を、ただ一人「見えないものが見える」少年・丸男だけが見抜く。だが周りの人間達は、クラスの落ちこぼれである丸男の言うことなど、誰も信じようとしない。丸男は鬼太郎に助けを求めようとするが、黒塚は生徒達を引き連れて丸男を襲撃。辛くも逃げ切った丸男は鬼太郎に助けられ、今度は鬼太郎が丸男に変装して(二人は顔立ちがよく似ている)学校に潜入し、黒塚に挑む――。

 ……ざっとこんな感じです。
 いわゆる霊感少年的なゲストキャラが出てくるのは(原作としては)珍しいですが、彼が黒塚の正体を知って孤立化する前半は、人間視点だからこそ、恐怖と緊張感のある展開を味わえるようになっています。
 そして後半では、この丸男が魔猫の九つの弱点を見抜き、それを鬼太郎に伝えるという、重要な役回りを担うことに。「新編」の男性ゲストの中でもこれほど活躍したのは、彼ぐらいではないでしょうか。そういう意味でも印象深い少年でした。

 ……で、今回のアニメ版ですね。
 まあ、ほぼ別物みたいな話だったわけですが(笑)。
 一応ストーリー自体は、原作の前半部分をアレンジした構成になっていて、丸男の役回りを庄司おじさんに。黒塚先生の役回りを県知事に置き換えた形になっていました。
 鬼太郎似の霊感少年と美人女教師――。この美味しい組み合わせを、なぜわざわざオッサン二人に変えてしまったのか(笑)。
 まあ、それはいいとしても(いいのか?)、ちょっと今回は置いてけぼり感が強かったなぁ……というのが率直な印象です。

 もちろん昨年も、この手のタイアップエピソードは存在していました。海座頭と蟹坊主の「境港二部作」です。
 この時もまあ、だいぶ露骨ではあったんですが、それでも海座頭は旧作の流れを汲みつつ舞台を境港に置き換えた内容でしたし、蟹坊主も水木しげるロードと絡めたオリジナルエピソードということで、個人的には「これもアリだな」と思ったわけですよ。アニメ版鬼太郎で境港が出てくるのも新鮮でしたし。
 ただ今回は……。いや、ご当地ゆるキャラとか、それもう水木先生とほぼ関係ないし。梨スイーツとか言われてもだし。
 うーん、なんか、内輪ネタで盛り上がっちゃってる現場を横から部外者としてボケーッと眺めているような、そんな感じの視聴になってしまいました。

 まあ、鳥取県自体は学生時代に旅行にも行きましたし、全然ディスるつもりはないんですけどね。
 お隣の島根県も、よく地味だのなんだの言われがちですけど、僕にとっては神話と小泉八雲っていう、とてもロマン要素溢れる県なんですけどね。

 ていうか、せめてゲスト妖怪も含めて、純粋なオリジナルエピソードにはできなかったのでしょうか。そうすれば、普通にコメディ回として受け入れることができたと思うのですが。
 こういう形で「魔猫」を消化されてしまったのは、正直もったいないとしか……ねえ。


 というわけで、今回はここまで。
 気を取り直して、次回は――「蒸発」!
 第六期では「霊形手術」に次いで二度目となる、鬼太郎作品以外からの映像化ですね。
 鳥取とのコラボがスムーズに行くことを祈りつつ(笑)、楽しみにしたいと思います。
 ではまた!

テーマ : ゲゲゲの鬼太郎
ジャンル : アニメ・コミック

tag : ゲゲゲの鬼太郎 水木しげる 妖怪 アニメ

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