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ゲゲゲの鬼太郎第6期・第85話『巨人ダイダラボッチ』 感想

 今回の原作は「ダイダラボッチ」。サンデー版の中でもメジャーなエピソードです。
 ダイダラボッチを崇める教団の手によって巨人のパーツが次々と復活し、合体して日本国土を食らい始める――。目玉の片側ですら強大な力を持つこの妖怪に、鬼太郎は脳を直接攻撃するという方法で立ち向かいます。
 過去のアニメ版では、リモコン手が活躍する貴重なエピソードとなった第二期や、今回同様ぬらりひょんが絡んだ第三期のものが印象強く残っています。
 あと個人的には、PS2のゲームソフト「ゲゲゲの鬼太郎 異聞妖怪奇譚」で、パーツ単位で苦しめられた記憶が(笑)。

 で、今回の第六期版は、門倉という人間キャラをゲストに迎え、「妖怪と人間の対立」という第六期ならではのテーマを絡めながらも、原作の要所要所を忠実になぞったものになりました。
 ねずみ男によって奈落に落とされる鬼太郎や、鍵を奪う一反木綿など、原作を知っているとニヤリとできるシーンがいくつもあったのが嬉しいです。
 一方で、原作にあったボッチ教の信者は、七人同行という妖怪に置き換えられていましたね。
 七人同行自体は水木先生の妖怪画にもあるキャラクターですが、アニメ版での姿は妖怪画のそれとは異なっていました。どちらかと言えば、原作や第三期のボッチ教信者のイメージに合わせた姿であり、敢えて視聴者のミスリードを誘う形になっていたと思います。
 ちなみに第五期では、七人同行と似た妖怪である「七人ミサキ」が、ゲスト妖怪として登場したことがあります。余談。

 あと原作との相違点としては、やはりぬらりひょんですね。
 上にも書いたように第三期にも同様の展開がありましたが、今回目を引いたのはむしろ朱の盆。
 ……いやぁ、強かったですねぇ。公式サイトにも戦闘力が高いと書かれていましたが、確かに。下駄を軽々と弾き、毛針をものともせず、チャンチャンコパンチすら口でガッチリ受け止める――。
 旧作のイメージから一転して武闘派になった朱の盆。このまま必殺の指鉄砲すらも下せる……かどうかは分かりませんが、今後なかなかの脅威になりそうです。

 一方、もう一つの相違点として挙げられる門倉。
 ダイダラボッチに憧れて学問の道に進み、しかしそのダイダラボッチにとどめを刺すことになる――。
 人間と妖怪の共存を夢見る彼に突き付けられた辛い試練。なかなかに切なかったです。
 とは言え、彼の想いが鬼太郎の心を強く動かしたのも事実でしょう。
 「人間と妖怪の共存」という夢が、この第六期最終章でどこまで実現するかは分かりませんが、少しでも明るい結末に向かってほしいと思います。

 というわけで、第六期版「ダイダラボッチ」。
 面白く視聴させていただきました。


 さて次回は――。
 これは……もしや「夜叉」!?
 ついに来ますか! しかも結構ホラーっぽい?
 楽しみにしています。ではまた!

テーマ : ゲゲゲの鬼太郎
ジャンル : アニメ・コミック

tag : ゲゲゲの鬼太郎 水木しげる 妖怪 アニメ

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