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ゲゲゲの鬼太郎第6期・第90話『アイドル伝説さざえ鬼』 感想

 何この垂れ流しギャグ回(笑)。

 今回の原作は「さざえ鬼」。これまで二期を除く全シーズンでアニメ化されてきた、お馴染みのエピソードですね。
 鬼太郎の偽者が登場するということで、脚本側からすればアレンジしがいのあるストーリーのはずなのですが、意外にも、この「偽者」という要素に重点が置かれたシナリオは、これまで作られてきませんでした。
 そこから一転、今回は偽の鬼太郎を大々的にフィーチャー。しかも超人気アイドルとして登場させてしまうという――。いや、飛ばしすぎやろ(笑)。

 内容は見てのとおりのコメディ。……なのですが、ツッコミは視聴者任せにして、どこまでも一方的に突き進むタイプのコメディでしたね。
 やたらとGを不審がる鬼太郎。どう見ても偽者なのに誰も気づかないニセ鬼太郎。なぜか食われたがっているさざえ鬼。キャストがいないのに出番だけはあるせいで終始無言の子泣きじじい。一人だけ原作風ルックスの人魚。デトックス。あのオチ。などなど。
 いや、正直感想が難しいところではあります(笑)。
 クスッとした部分もあるし、吹いた部分もあるし、やや白けた部分もあるし。まあ、そこはコメディ回ということで、はまるギャグとはまらないギャグがあるので、やむを得ないことではあるのですが。

 僕個人の好みを言えば、この手の垂れ流し系コメディですと、やはり画面の至るところにツッコミどころを仕込んで強引に笑いのラッシュをかけるという手法が好きです。
 僕の世代の作品だと、洋画ですが、『裸の銃を持つ男』シリーズみたいな感じですね。
 そういう意味では、今回の第六期版「さざえ鬼」は、まだちょっと物足りなかったかなぁと思います。やるならもっとやれって感じで(笑)。

 ちなみに公式ツイッターによれば――この脚本、もとは1ケタ台で予定されていたものの、スタッフ内でも賛否両論で、結局お蔵入りになっていたものだったとか。
 うん、まあ。確かに1ケタ台は早いですわな(笑)。
 むしろ、エピソードのバリエーションをあらかた消化したこの時期だからこそ許されるというか。たぶんそんな回だったと思います。

 しかし驚くべきは、ここまで改変されてなお、原作「さざえ鬼」の展開がきっちり守られていたこと。
 人魚の子を連れたニセ鬼太郎が目撃される → 鬼太郎が人魚から事情を聞く → さざえ鬼の住み家に乗り込む →食われそうになって体内電気で脱出 → プレスされる → 食われる → 毛穴から脱出して逆襲
 これ全部ちゃんとこなしてんの。ビックリだわ(笑)。
 そういう意味では、ちょっと「かまぼこ」回に通じるものがありました。
 ちなみに原作ネタと言えば、ラストでサザエの蓋が目のように見えたのは、水木先生の幼少期のエピソードを基にした小ネタですね。知っている人は「あ」と思える部分でした。

 というわけで――。
 まあ、自分の中でも賛否両論には違いないのですが(笑)、楽しいと言えば楽しかった回でした。
 何にしても、プロローグで倒れた鬼太郎のシーンをラストのオチに繋げたのは、素直に上手かったと思います。


 さて次回は――「アンコールワットの女」!
 鬼太郎作品以外からの映像化は「死人つき」以来ですね。
 第五期でもやったエピソードですが、今回はどんな形になるのでしょうか。
 楽しみにしています。ではまた!

テーマ : ゲゲゲの鬼太郎
ジャンル : アニメ・コミック

tag : ゲゲゲの鬼太郎 水木しげる 妖怪 アニメ

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