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ゲゲゲの鬼太郎第6期・お気に入りエピソード10選

 アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第六期。その話数は全97話に及びます。
 今回はその全97話の中から、僕が特に「良かった!」と思うもの10話分をピックアップしてみたいと思います。
 なお、ベスト10的な順位は特につけませんので、皆さんのお気に入りエピソードと被りがあったら「うんうん」と頷くぐらいの感じでお読みくださいませ。
 では行ってみましょう。



第6話 「厄運のすねこすり」
 まず一つ目はこれ。初期の号泣エピソードですね。
 すねこすりの胸中を想うと泣けますが、人間側に感情移入しても相当泣けます。僕はどちらかというと、後者の方が強めでした。
 ちなみに作中ではすねこすりの死が暗示されましたが、後にゲゲゲの森で元気に暮らしている姿が描かれました。いわゆる後付け要素ではありますが、これでだいぶ救われた感があります。

第7話 「幽霊電車」
 続いては、問答無用のホラー回。
 中盤ぐらいまで来て第五期とのネタ被りが気になったものの、話をさらに追うにつれて、実はそれ以上の仕掛けが施されていたことに気づかされます。そして最後の最後まで気が抜けない展開……。いや、本当に見事でした。
 第六期は他にもホラー重視のエピソードがいくつかありましたが、正直、序盤でやったこの「幽霊電車」でハードルが上がりすぎたせいで、後続のホラーがどれも食い足りない出来になってしまった気がします(^^;。

第15話 「ずんべら霊形手術」
 第六期では初となった、鬼太郎シリーズ以外の作品からの映像化。
 自分の「顔」に執着した、ある少女の業を描いた物語です。このバッドともグッドとも取れるオチを、一本のストーリーの終着点としてどのように解釈すべきか、自分も相当考えた記憶があります。
 で考えた結果、結局のところ「きららは新たなずんべらになったのだ」という結論に(僕は)落ち着いたわけですが……果たして真相やいかに。

第22話 「暴走!最恐妖怪牛鬼」
 万人が推しそうなものが三本続いたところで、敢えてこういうエピソードもプッシュしてみるわけです。
 牛鬼の暴れっぷりを、怪獣ものではなくホラーパニックとして描いた点。さらに、角を積極的に使って建て物を破壊したり、瞳の動きだけで絶命を表現したりと、演出面がとても凝っていました。
 もともと牛鬼は僕が好きな妖怪の一体なので、こういう気合の入った回にしてくれて嬉しかったです。
 それにこの回は、ねこ姉さんの主役回でもありました。鬼太郎に殺されることを覚悟したねこ姉さんの穏やかな表情とか、とても良かったです。

第23話 「妖怪アパート秘話」
 人間と妖怪がともに暮らす、奇妙なアパートにまつわる物語。
 「異なる者との共存」という、第六期における大テーマを表に掲げながらも、もう一つの裏テーマとして、「ゲゲゲの鬼太郎」という作品の世代を超えた不変性を巧みに盛り込んだ一本でした。
 お馴染みの旧OPのイントロが流れるシーンに、ニヤニヤが止まりません。
 なお、ここで誕生した妖怪アパートは、この後も「西洋妖怪編」を始めとしたいくつかのエピソードで、フィーチャーされることになりました。

第40話 「終極の譚歌 さら小僧」
 スポットライトを追い求めタブーを犯した、ある芸人の物語。
 第六期らしい、突き放した感じの鬼太郎。第六期らしい、救われない結末――。
 ホラーであると同時に、名声欲に囚われた人間の罪深さを描いた風刺物としても、満点と言える出来だったと思います。
 また歴代「さら小僧」の中でも、第四期に並ぶ傑作に仕上がっていたのではないでしょうか。

第54話 「泥田坊と命の大地」
 妖怪と人間の対立という第六期ならではの要素を掲げつつ、単純な善悪二元論でもなければ、きれいごとのように平和を解くでもない、絶妙なシナリオが目を引きました。
 人間には人間の理があり、妖怪には妖怪の理がある。それが対立して殺し合いに発展してしまうのは不幸なことだけれど、彼らが命を背負って戦っているのもまた事実――。
 葛藤する鬼太郎。乱暴ながらも筋の通った黒須社長。目玉の演出が不気味な泥田坊。この三者の魅力に加えて、重苦しい戦いが終わった後の、後味のいい爽やかな結末が印象的でした。

第57話 「鮮血の貴公子 ラ・セーヌ」
 このエピソードをここに挙げた理由は、もはや「手」補正以外の何物でもない気がします(笑)。
 第一期以来の登場となったラ・セーヌ。西洋妖怪軍団の一員として強力な力を持つ彼を、鬼太郎は原作由来のリモコンアイテムで追い詰めていきます。
 うん、やっぱり鬼太郎の戦い方と言えばこれだよなぁ……っていう完全な原作ファン目線。
 とは言え、マンモスの性格設定とか唐突に割り込んでくる石動とか、第六期独自の部分も結構いい味を出していました。

第84話 「外国人労働者チンさん」
「俺の怒りを抑え込むもの、もう何もない!」(丸出し)
 原作ではマイナーキャラなのにアニメ版では知名度の高い、南方妖怪チンポ。その放送コードに引っかかる名前と股間を、ありとあらゆる手段で隠し通したエピソードでした。
 まあ、ぶっちゃけ下ネタギャグ回なんですが、おかげでまなちゃんのリアクションをいちいち心配しながら見る羽目に……って、ねこ姉さんか俺は。
 そして2200円という巧妙すぎる原作ネタ。いろいろと笑わせていただきました。

第93話 「まぼろしの汽車」
 最後に挙げるのは、終盤のエピソードの中でも特に印象深かったこれです。
 破滅した世界を救うために時を遡る、ねこ娘の活躍を描いた物語。……いや、各自思い起こす作品はあると思いますが、それを抜きにしても、非常に完成度の高いエピソードでした。
 バレンタインの日の告白から始まり、世界の破滅、目玉おやじの死と、衝撃の展開が満載の冒頭。そこから時系列を遡る形で、原作同様の事件が描かれ――。
 最後に本当の意味で「すべて」をリセットする決意をしたねこ娘の姿は、切なくもかっこよかったです。


 ……以上、特にお気に入りの10本を挙げさせていただきました。
 いや、ぶっちゃけ最初は10本に絞り切れなくて、もうドカンと20本ぐらい挙げようかとも思ったのですが……(笑)。さすがに冗長になるので、涙を呑んで敢えて絞り切った次第です。
 ちなみに選外にはなりましたが、他にもお気に入りエピソードとして――

 鬼太郎ファミリー総活躍&鬼太郎とまなの関係を決定づけた、ある意味でもう一つの第一話とも言える回。第3話 「たんたん坊の妖怪城」
 西洋妖怪編中盤ながら、もはやクライマックスと言っていいほど熱い展開だった、第34話 「帝王バックベアード」
 新年早々コメディ回と見せかけて、実は第六期屈指のどす黒いエピソードだった、第38話 「新春食人奇譚 火車」
 噛み合わない二人の恋愛模様に加えて、一人だけ第五期の乗りの鬼太郎が楽しく、ゲスト声優さん方の豪華さが嬉しい、第39話 「雪女純白恋愛白書」
 お馴染みの吸血鬼エリートの設定を大胆に再構築し、ねずみ男との奇妙な絆を描いた、第56話 「魅惑の旋律 吸血鬼エリート」
 いろいろぶっ飛んでいたものの、よく見たら原作どおりの展開だった(笑)、第58話 「半魚人のかまぼこ奇談」
 悪夢を通り越してシュールだった地獄の責め苦と、感動的なラストが光る、第68話 「極刑!地獄流し」
 みんなで仲良くキャラ崩壊が楽しかった、第72話 「妖怪いやみの色ボケ大作戦」
 砂かけと子泣きの絆の深さを描きつつ、認知症という社会問題にも切り込んだ、第82話 「爺婆ぬっぺっぽう」
 まさに大団円。ラストの展開が心に染みる、第97話 「見えてる世界が全てじゃない」
 
 ……等々がありました。
 いかがだったでしょう。皆さんのお気に入りエピソードはありましたか?

 さて、長々とやってきた第六期鬼太郎関連の記事ですが、今回をもって終わりとするつもりです。
 二年間お付き合いいただきまして、ありがとうございました。
 皆様、よき鬼太郎ライフ、よき水木ライフを!

テーマ : ゲゲゲの鬼太郎
ジャンル : アニメ・コミック

tag : ゲゲゲの鬼太郎 水木しげる 妖怪 アニメ

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